医療法人 五所の診療所(青森県弘前市)

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特定健診とは・・・

40歳以上の被保険者・被扶養者に対するメタボリックシンドロームに着目した健診・保健指導の実施が医療保険者に義務化されます。
健診データは、医療保険者が変わっても、引き継いで管理してもらえます。
健診結果に応じて保健指導が行われます。

これらにより、生活習慣病対策を各自治体、医療保険者(勤務先)、被保険者本人・被扶養者本人がそろって担うことで、生涯を通じた健康管理が実施できるようになります。

メタボリックシンドロームってなに?

メタボ 糖尿病などの生活習慣病は、それぞれの病気が別々に進行するのではなく、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満が大きくかかわるものであることがわかってきました。
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまうのです。しかも、「血糖値がちょっと高め」「血圧がちょっと高め」といった、まだ病気とは診断されない予備群でも、併発することで、動脈硬化が急速に進行します。

日本人の三大死因は、がん、心臓病、脳卒中ですが、そのうち心臓病と脳卒中は、動脈硬化が要因となる病気です。
メタボリックシンドロームになると、糖尿病、高血圧症、高脂血症の一歩手前の段階でも、これらが内臓脂肪型肥満をベースに複数重なることによって、動脈硬化を進行させ、ひいては心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を急速に招きます。
ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。

特定健康診査の項目

必須項目
質問票(服薬歴、喫煙歴等)
身体測定(身長、体重、BMI、胸囲)
理学的検査(身体診察)
血圧測定
血液検査
<脂質検査>中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
<血糖検査>空腹時血糖またはHbA1c
<肝機能検査>GOT、GPT、γ-GTP
検尿(尿糖、尿蛋白)
詳細な健診項目
心電図検査
眼底検査
貧血検査(赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値)

上記の検査項目の他に、オプションとして当院では皆様の健康状態に合わせた様々な検査も行っております。

オプション検査項目
腹部超音波検査
CT検査(頭部、胸部、腹部)
胃部X線検査
胃カメラ検査(経鼻内視鏡・・・鼻から行う胃カメラ)
頚動脈エコー検査(動脈硬化)
甲状腺検診
肺がん検診
骨粗鬆症検診
大腸カメラ検査

※胸部CT検査ではレントゲン検査ではわかりにくい病巣の早期発見が可能です。
※頚動脈エコー検査とは動脈の壁の厚さを測る検査で動脈硬化のすすみ具合がわかります。

気になる方はお気軽にご相談くださいませ。

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